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あおぞらとくもりぞら

『あおぞらとくもりぞら』原作・三秋縋:生きる意味を見出す物語

ぴよすけです。

 

『あおぞらとくもりぞら』

タイトルと表紙、原作者の名前見て、1・2巻を書店で買いました。

 

 

か・な・り、奥が深い作品です!

 

原作者は三秋縋さん。

小説『三日間の幸福』や『恋する寄生虫』、『君の話』などを発表されています。

『あおぞらとくもりぞら』は三秋さんの原作「人を自殺させるだけの簡単なお仕事です」をloundrawさんがストーリー構成・作画をなさっています。

 

簡単なあらすじ他人の体を操り自殺させる「掃除人」という能力を持つ「くもりぞら」が、死を受け入れている少女「あおぞら」と出会い日々を過ごしていくというストーリーです。

 

自殺させる能力という不思議な力もさることながら、さくさく読めるストーリー展開となっています。

 

生に執着したまま死を迎えることがない少女。

どうすれば死ぬことを恐ろしく感じるのか。

そして、生きているとはどういうことか…

 

 

よく病気などで生きる時間が限られている!などのお話は多いですが、この話は少し違った「限りある時間」を表現しています。

 

生きていたいような、死を選ぶべきなのか…

何度も作中で葛藤が渦巻きますが、それでも「生きていたい、幸せになりたい」というメッセージがひしひしと伝わってきます。

 

3巻でどのような結末になるにせよ、2巻までを読むと「あおぞら」と「くもりぞら」の日常が続くことを願ってやまない気持ちになります。

 

苦しいような、温かいような…幸せとは何かを考えさせられます。

 

原作が小説ということもあり、言葉のチョイスや情景描写がとても素敵でした。

 

 

この話はPixivにて連載されており、単行本は加筆・修正されています。

ネットで気軽に読める部分は大いにありがたいですが、ぜひとも手元に置いておきたい作品だと感じました。

 

kindle版だと1・2巻まとめ買いでお得になります!

死にたがりの少女が出会ったのは、他者の体を操作し自殺させる《掃除人》の青年。彼はなぜか少女の《死に甲斐》を奪おうとするが、その思惑とは_。少女にとって、どこまでも幸福で、どこまでも残酷な夏が始まる。

 

1冊ずつ試しにという方はこちらからどうそ!

死にたがりの少女が出会ったのは、他者の体を操作し自殺させる《掃除人》の青年。彼はなぜか少女の《死に甲斐》を奪おうとするが、その思惑とは_。少女にとって、どこまでも幸福で、どこまでも残酷な夏が始まる。
死にたがりの少女が出会ったのは、他者の体を操作し自殺させる《掃除人》の青年。彼はなぜか少女の《死に甲斐》を奪おうとするが、その思惑とは_。少女にとって、どこまでも幸福で、どこまでも残酷な夏が始まる。

映画化もされた三秋縋さんの代表作『恋する寄生虫』も併せてとうぞ!

これは、「虫」によってもたらされた、臆病者たちの恋の物語。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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