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手に取って1冊読み終えれば購入額以上の価値が手に入る宝物。生まれてきた数々の名作・名言。

  • 2021年6月3日
  • 2021年6月3日

住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』解説:青春小説の行間を読む!

ぴよすけです。 今回は住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』について、ネタバレ全開で語っています。 青春小説として甘酸っぱい感じが残るこの作品、高校生から大人まで楽しめます。   登場する人物を中心に紹介し、住野さんらしい仕掛けも解説しています。

  • 2021年5月28日
  • 2021年6月3日

梶井基次郎『檸檬』あらすじと考察:どんな作品?なぜ「レモン」なの?

ぴよすけです。   今回は梶井基次郎の代表作である『檸檬』についてのあらすじ・考察をまとめています。 いまだに高校生の定番教材として用いられている『檸檬』ですが、結末部分にかけて話がわかりづらい人も多いと思います。 この記事ではあらすじの他、なぜタイトルに檸檬が用いられていたのか、結局この作品はどこが素晴らしいのか等もぴよすけ目線で解説しています。   昔読んだことのある人も、今勉強中の方も、ぜひご覧ください。

  • 2021年4月20日
  • 2021年4月20日

『コンビニ人間』芥川賞受賞の話題作のテーマは「生きづらさ」

ぴよすけです。   コンビニエンスストアは現代社会で欠かせない小売業の一つとなりました。 今回はコンビニ店員を題材とした小説、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』の紹介です。 題材自体は軽めのテイストなのに現在の日本社会での問題点を突いていて、人との関わり方・生き方を考えさせられる作品です。

  • 2021年2月26日
  • 2021年6月3日

『オルタネート』加藤シゲアキ:高校生が自分を見つけ成長する物語

ぴよすけです。   甘酸っぱい経験、ガムシャラになっていた瞬間… 後で振り返ると少し恥ずかしい過ぎ去りし日々を糧に、人は日々前へ進んでいくものです。 そして過ぎ去った日々を青春と呼ぶんでしょうね。 青春をテーマにした小説は人の成長や在り方を考えさせてくれます。   今回紹介する『オルタネート』は高校生限定のSNSをテーマにした青春小説です。 高校生真っ只中の人だけでなく、かつて高校生だった人にとっても、共感できる一冊となっています。

  • 2021年2月17日

芥川龍之介『鼻』の基になった『宇治拾遺物語』と『今昔物語集』を比較

ぴよすけです。   芥川龍之介の『鼻』という作品はご存知でしょうか。 短編小説として有名ですし、かつて国語の授業で受けた人もいるのではないでしょうか。   この『鼻』は、芥川が古典作品をもとに作った作品となります。 今回は『鼻』の題材となった2つの古典作品を紹介し、芥川作品の『鼻』との違いをまとめました。

  • 2021年2月10日
  • 2021年4月20日

芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』宇佐見りん:3つの謎を徹底考察

ぴよすけです。   2021年1月に芥川賞を受賞した、宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』を読みました。 普段は芥川賞作品を積極的には読まないのですが、今回は最年少受賞などの報道の話題性から書店で購入してしまいました。   帯には島本理生さん、朝井リョウさんら著名人の絶賛の文字が並んでおり、どれほどすごい作品なのか読む前から気になっていました。   この記事では読んでみての感想と、考察してみたことを記しています。

  • 2021年1月23日
  • 2021年1月25日

安部公房『鞄』を読み解く!自由と不自由について徹底考察

ぴよすけです。 今回は安部公房の短編小説『鞄(かばん)』についての考察をしていきます。   この作品は高校生の時に国語で習った人もいるでしょう。 ぴよすけは大人になってから、この話と出会いました。 かなり短いお話ですが、実は相当奥が深い作品です。 なるべくわかりやすくまとめてみましたが、それでもお見苦しい部分もあるかと思います。   「鞄」の役割など根拠を示しつつ考察しましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

  • 2020年5月26日
  • 2021年1月24日

井上ひさし『ナイン』正太郎の行いと物語結末部分の考察

ぴよすけです。 井上ひさし作『ナイン』についての考察です。   『ナイン』は高校生の時に触れましたが、当時はなかなか想像するのが難しいお話だったと記憶しています。   正太郎が詐欺ってるのに訴えないの!?とか そんな簡単に仲間を信じられるもんなの!?とか… ともすると、自分が人間不信なだけなのか?と考えもしました。笑   大人となった今、「小説は小説」という読み方ができるようになってきましたが、それでも今から50年近く前の時代を描いているため、情景を想像しにくいお話 […]

  • 2020年5月24日
  • 2021年2月2日

『人虎伝』現代語のあらすじと『山月記』との違い

ぴよすけです。 中島敦の代表作である『山月記』は、中国古典の『人虎伝』が下地になっています。 『人虎伝』はすべて漢文なので、高校生のときに読むのが大変でした…   この記事では『人虎伝』の現代語によるあらすじと、『山月記』との相違点をまとめてみました。

  • 2020年5月20日
  • 2021年1月24日

森鴎外『舞姫』3分で物語の流れが簡単にわかる!1000字あらすじ

明治時代の文豪、森鴎外の代表作である『舞姫』。   この作品の難しさは文語体(昔の言葉)で書かれていることに尽きます。 さらに物語自体がそこそこ長いので、古文嫌いの人にとっては苦痛となってしまう名作です…   そこで今回は『舞姫』がどんな物語なのかだけでも簡単にわかるよう、現代語で1000字以内にあらすじをまとめてみました。   1000字=原稿用紙2枚半! 約3分で読めます。笑   重要な部分を残しつつ、省ける部分はかなり省いてみました。 心情よりも物語 […]