先日、久しぶりにクロノトリガーをやりました。
クロノトリガーはぴよすけが小学生のときにハマったゲームのひとつです。
大人になった今、改めてやり直してもとてもよくできたゲームだと感心します。
この記事では名作「クロノトリガー」の5つの魅力をお伝えしています。
かつて世界を救ったあなたも、これから冒険に出てみようと思っている小中学生も、ぜひご一読くださいませ。
名作「クロノトリガー」について
クロノトリガーは現代社会を支える主に30代で、かつてゲームにはまったことがある人なら名前を聞いたことがあると思うほどの名作です。
クロノトリガー
発売:1995年
媒体:SFC・PS・DS・スマホアプリ
ジャンル:ロールプレイング
ドラゴンボールシリーズで有名な鳥山明や、ドラクエシリーズの堀井雄二、ファイナルファンタジーシリーズの坂口博信が制作に携わっています
ぴよすけが小学生のとき、週刊少年ジャンプでドラゴンボールがやっていたので、とにかく「ドラゴンボールを描いている人のゲーム」という印象が強かったです。

また鳥山明さんは他にもドラクエシリーズのキャラクターデザインも手掛けており、キャラクターデザインになじみがありますね。
そして当時のゲームといえばドラクエ・ファイナルファンタジーが有名だったので、この二大シリーズを築き上げた制作陣という、とても豪華なゲームなんです!
序盤のあらすじ
名作といわれるこのゲームを支えているのが、作りこまれているシナリオ部分です。
実際にこれからゲームをやってみようと思えるように、導入部分のあらすじを少しだけ紹介します。
主人公であるクロノは、平和な今を生きる少年です。
王国歴1000年を迎え、街の広場で千年祭が行われており、そこで偶然マールという少女と出会います。

千年祭ではクロノの幼馴染みであるルッカが発明品を披露していました。
マールがルッカの発明品の実験になったとき、マールの持っていたペンダントが反応し、マールは別の世界へと飛ばされてしまいます。
なんとかマールを助け出したクロノとルッカ。
人々の話を総合すると、別の世界だと思われていたこの場所は、クロノたちの住む王国の400年前の姿だということが判明しました。
時間の移動ができる手段を見つけた3人は、自分たちに降りかかる問題を解決しつつ、再び時間を移動するゲートに飛び込みます。
そこは荒廃したロボットがはびこる未来の王国で、このような未来になったのは謎の生命体ラヴォスが原因であるということを突き止めます。
自分たちの未来がこのような世界になっているのに失望しつつも、時間を移動できる手段があることから、未来を変えようと3人の冒険が始まります。
過去から現在、そして未来へと時間移動し、クロノたちの住む星を救うというストーリーになっています。
時間旅行的な作品は難しい!と思う方もいるかもしれませんが、この作品は小学生だった自分でも理解できるほど明快に作られています。
それでは続いてオススメポイントになります。
やったことがない人にとっても、ぜひやってほしいという思いを持って記事にしているのでご覧ください!
魅力① 時間旅行ならではの仕掛けが満載
クロノトリガーでは原始・古代・中世・現代・世界崩壊・未来を行き来します。
例外的に世界崩壊にたどり着いてしまうと即ラスボスと戦うことになりますが、それ以外の時代では主人公のとる行動によって、以降の時代の人々のセリフや行動が変化します。
最初に訪れた際には険悪だった人との関係も、過去に何らかの行動をとることによって、主人公たちと積極的に関わるようになったり…
過去で起こした行動が未来に反映されてきます。
主人公たちが未来を変えるために行動することで、まるで自分で物語作っていくような感覚になります。
魅力② やりこみ要素が多い
20年以上前のゲームだからといって侮ってはいけないのがやりこみ要素。
キャラクターのステータスはもちろん、サブストーリーやアイテム集め、エンディングの変化など多彩に用意されています。
また周回プレイでは「強くてニューゲーム」という設定で物語を始めることができます。
たいていのアイテム(一部ストーリーに関係するアイテムを除く)が2周目プレイに持ち越しが可能です。
これにより物語スタート時から最強装備を身に付けてプレイすることができます。
魅力③ 初心者でもほぼ詰まらない
大半のRPGでは「敵を倒して経験値を得る→物語の進行」というシステムですが、中にはどうしても倒せない敵が出てきてレベル上げに時間がかかってしまい、ゲームがつまらなくなってしまうことが多々あります。
クロノトリガーもレベル上げがありますが、レベル上げでキャラを強化するというより、強い装備を手に入れることでバトルに勝てるような感覚です。
小学生だったぴよすけはレベル上げに時間をかけるより、今より強い装備をとにかく見つけることでクリアしていました。
ちなみに装備は店で購入することより、ダンジョンやイベントで入手することがほとんどなので、敵を倒して金策するということがあまり必要ないです。
また、レベルよりもキャラクター固有の「必殺技」のほうが重要です。
敵を倒すともらえる「わざポイント」を溜めて、キャラクターに必殺技を覚えてもらいます。
バトルは3人で行いますが、キャラクター同士の連携技もあり、技の使いどころで戦闘の優劣が決まっていくことが多いです。
バトルではウエイトとアクティブという方式のどちらかが選べ、ウエイトであればじっくりと戦略を練りながら戦闘を行うため、テクニックを必要としません。

とはいえ、ほぼほぼオートで物語の進行ができるわけでもありません。
上記画像のボス「ドラゴン戦車」は、序盤のボスとしては手ごわいでしょう。
きちんと装備が整っており、属性や技について最低限の理解があると倒せることができますよ。
さらに、謎解き要素やアクション要素で物語が詰まることがあまりないのも特徴です。
基本的には物語の進行と同時に人物たちが「〇〇すればいいよ」と会話の中にヒントを出してくれています。
攻略サイト(当時は攻略本)もありますし、あまりストーリーの進行で手詰まりになることがないでしょう。
上級者は縛りプレイで楽しめる!
初心者に優しいから上級者はつまらない…
いえいえ、まったくそんなことはありません!
奥が深いこのゲームは多くの方が縛りプレイ(自分自身でプレイ難度を上げるプレイ)に挑戦しています。
中でも「やり込み過ぎ!」と思えるこちらのクロノシさん(@chronoshi_m)のプレイは、上級者でも楽しめる動画になっていますよ!
魅力④ シンプルだが印象に残るBGM
プレイしたことがある人なら頷く要素、それがBGMです。
イベント時やバトル時、さらには各時代のBGMは、一度聴けば耳に残りやすいです。
場面に合ったBGMがゲームの面白さを際立たせます。
プレイ後には、このBGMを聴くとこの場面を想像する!というような感覚になること間違いなしです。
実際、長い間ゲームをやっていなくても曲を聴けば蘇る名シーンの数々が詰まっています。
魅力⑤ 王道シナリオ+豊富なサブイベント
シンプルかつ明確な目標のもと、物語が進行します。
ドラクエシリーズのように実は主人公が王家の血を引いていました…ということはありませんが、星を救うという壮大なストーリーはプレイする人を惹きつけてやみません。
序盤から中盤にかけてはあまりキャラクターの過去や未来についての描写はありませんが、終盤に差し掛かると今までの伏線が一気に回収されてきます。
そして終盤ではそれぞれのキャラクターにフォーカスをあてた固有イベントがあり、今まで自分の分身として一緒に冒険をしてきた登場人物たちに愛着がわくことでしょう。
小学生にも優しい教材レベルとして、人の死や成長、葛藤が描かれているシナリオになります。
現代ゲームと異なり表情変化に乏しいドットゲームですが、その分会話の重みやBGMが物語を盛り上げてくれます。
まだプレイしていない方はぜひ!
ここまでいくつもの魅力をお伝えしましたが、実際にプレイするとまだまだ多くの魅力があることに気づきます。
最後に伝えたいのは、とにかく感情が揺さぶられます。
BGMやシナリオに触れましたが、プレイし終わった後には様々な感情が沸き起こります。
クリアするタイミングによってエンディングも分岐しますが「このタイミングで世界を救うとこうなるのか…」という発見も面白いです。
手軽に空いた時間でサクッとできるゲーム…とはいえませんが、もし手持無沙汰で久々にRPGやろうかなと考えているようでしたら、おススメします。
クロノ・トリガーの考察記事はこちらからどうぞ!
スーパーファミコン(SFC)後期の名作ともいわれるクロノ・トリガー。主人公クロノたちが世界を変えるために時間を超えた旅をするRPGです。 時を行き来するこのゲーム、基本的にはクリアすることで様々な伏線が回収[…]
現在ではDS版やスマホのアプリ版のほか、PC版もリリースされています。
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