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正しい報道姿勢とは…坂上忍さんの寄付宣言から考えてみた

正しい報道姿勢とは…坂上忍さんの寄付宣言から考えてみた

新型コロナウイルスが猛威を振るってかれこれ3カ月以上経ちました。

 

様々な職の方がご自身にできることを一生懸命やってらっしゃいます。

医療関係者、スーパーマーケットやドラッグストアの店員、飲食店経営者など…

 

中でも報道について思うことがあったので記事にしました。

 

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知る権利のために報道?

国民には知る権利があり、その提供者は記者さんやニュースキャスターになるかと思います。

 

某ニュースキャスターがコロナウイルス感染という事態にまで発展していますが…

ニュースで目が留まったのが坂上忍さんのブログ記事です。

坂上忍さんのブログです。最近の記事は「今日も行くで~!(画像あり)」です。…

 

坂上忍さんが記事で思いの丈を語っていました。

 

内容は坂上さんが得る収入を寄付するということでしたが、なぜこのようなことをわざわざ告知したのかを坂上さんはこのように述べています。

 

新型コロナウィルス問題が起きてからというもの、「バイキング」の場所に立ち続けていることに、どこかで違和感を覚え、座りの悪い状態が続いておりました。

なかなか説明しづらい感覚的なモノなのですが、おそらくコレは、ボクの弱さから来るものだとおもいます。

もちろん情報番組として発信し続ける、国家権力を国民の皆様が監視する為の、ささやかな橋渡し的役割ということは理解しているのですが、どうにもこうにも、その理由だけでは足りない気持ちになってしまいまして…。

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い」より

 

報道をする上で何らかの違和感があるというのは、自分の中で納得した上で報道されていない部分があるということなのかと考えました。

 

今の世の中、ひとつ何か決まると様々な反応が出てきます。

例えば現金給付10万円。

 

これ、決定前までは報道番組はこぞって「10万円にするべきだ!」と声をあげていて、所得制限を設けた30万円政策を支持するのはごく一部のコメンテーターくらいだったと思います。

それが10万円支給が現実味を帯びた4月16日夜以降、報道番組のコメンテーターは「10万円支給だとこんな問題がある」という具合に方向転換を始めたように感じました。

 

もちろん、世論の勢い(世間の大多数の声)があって、さらに報道各社はスポンサーがいるため視聴率を取らねばならないということも理解できます。

 

しかし、10万円支給の決定前には「10万円を支給するとこんな問題が生じますよ」という声はほとんどありませんでした。

この10万円支給の場合の問題点は、我々の知る権利の中に含まれてないの?

ぴよすけは純粋に思いましたよ…

 

別に10万円支給をやめてほしいわけでもありません。

ただ、坂上さんのブログを拝見した時、今のぴよすけと同じような感想だったのかなぁ…と思ってしまいました。

 

 

キャスターって前面に出てるから、ある意味「顔」であり「看板」なんですよね。

だから局内の意見や方針を中心になってやっているだけに過ぎないのかと。

 

でもその裏には何人もの人がいて番組が作られているはずなんです。

 

局で働く一人ひとりがいろんな意見があるのに、報道するときには世論が喜びそうな内容しかやらなくて…それでいて何かが決定すると今度は決定したことの問題点ばかりを取り上げる。

 

知る権利があるのなら、もっともっと限られた番組時間内に多角的な視点が持てるような報道をしてほしいなぁと、坂上さんのブログを拝見して思いました。

 

 

ちなみに、坂上さんの寄付という行為…

ぴよすけは偽善だなんて思いません。

 

立派なことだなぁと思い、感動しました。

行動できるって素晴らしい。

 

 

早くコロナウイルスが収束しますように…

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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