ぴよすけです。
結婚後、新たな生活を送る中で悩んだのが医療保険。
これまで独り身だったときには、ぴよすけは医療保険不要という考えでした。
周囲にも保険不要派が何人かいて、新たな保険加入などは特に考えていなかったのです。
しかし結婚した現在、医療保険加入は必要だと考えるようになりました。
この記事では
- 医療保険が必要だと考えるようになったきっかけ
- 医療保険のメリット、デメリット
- 医療保険の考え方
の要点をわかりやすくまとめてみました。
不要派だったぴよすけの考えも交えていますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
医療保険の必要論・不要論
保険の必要派・不要派の意見はおおむね次のようなものです。
・もしもの時のためにあらかじめ掛けておいたほうが安心する
・医療費が高額になったときにも対応できる
・万が一のときのために貯蓄や資産運用しておけばよい
・健康保険や公的医療保険があるから、わざわざ医療保険を掛ける必要がない
もともと医療保険不要派だったぴよすけですが、必要性を感じ始めたきっかけは結婚でした。
そもそも医療保険のメリットとデメリットは?
医療保険のメリット
① 急なケガや病気、入院に対応できる
医療保険のメリットは大きなケガや病気で手術になったときに給付金が出ることです。
たとえば自己負担で10万円かかる手術を受けるとなると、相当の出費になります。
術後に保険会社から掛金に応じた手術給付金が出れば、生活に大きなダメージは出ません。
貯蓄がないから適切な治療が受けられないという躊躇いも減ります。
また多くの医療保険の場合、基本契約に入院費用の給付があります。
治療を安心して受けることができるように、入院費用の保障だけでなく、中には通院費用が給付されるものもあります。
- 1日当たりの入院費用は?
- 現在入院1日あたり10,000~15,000円程度かかると言われています。
出典:令和元年度生活保障に関する調査
※差額ベッド代などにより変動
② 高額になる先進医療費に対応できる特約がある
先進医療特約などでは、通常百万円単位でかかる手術費用が給付されるものがあります。
滅多にそのような手術を受けることにはならないのですが、百万円単位での貯蓄をすることはすぐには現実的ではありません。
多くの保険でこの特約が存在し、月100円かからない程度の掛金で特約を付けることができます。
③ 税控除がある
年末調整や確定申告で「生命保険料控除」という項目があり、掛金に応じて一定の税控除があります。
「保険を掛けること=人が健康に生きるために必要な支出」という理由から、掛けた保険料の負担を軽減させるために控除があります。
税控除を目的に保険を契約したり、過剰な保険契約を結んだりすると余計な支出となってしまうため、注意が必要です。
医療保険のデメリット
① 家計の負担
一定の支出として家計の負担となることです。
この負担が積み重なってしまうことで、医療保険は必要ないと考える人が多いと思います。
仮に月2,000円の医療保険契約を結ぶだけで年間24,000円の支出になります。
50年間支払いを続ければ1,200,000円の出費となるわけです。
1,200,000円以上のお金を掛けても健康に過ごすことで、当然恩恵を受けずに終わる可能性があります。
特に掛け捨ての場合、健康に過ごすことができれば掛金は戻ってきません。
「掛金をただ捨てていく」「元が取れない」というイメージしか持てない場合、支出が無駄に思えてしまいます。
② 契約内容にない治療は給付されない
当然ですが、契約にない事象については保険会社からの給付はありません。
幅広いケガや病気、手術に対応する契約を結ぶと、当然ですが月々の支払金額は増えます。
たとえば「がん保険」など特化した保険の場合、ケガで入院しても給付がありません。
医療保険が必要な2つのポイント
医療保険の必要・不要論に対するぴよすけの出した答えは、①「入院等で収入が減る可能性がある人」で②「必要性を感じている」のであれば、保険をかければいいというものです。
入院等で収入が減る可能性がある人
先に述べた不要論の中には、毎月何千円ものお金を払っているのであれば、その分を貯蓄したり投資に回したりすればいいという意見があります。
ぴよすけもこの考えでしたが、以下の4つのケースの場合に備える必要があります。
1 貯蓄を上回る出費となってしまった場合
2 ケガや病気になった時点で収入が途絶えてしまう場合
3 他の出費がかさみ、貯蓄ができなくなる場合
4 貯蓄し始めた矢先の万が一の場合
起こる確率が本当に少ないとはいえ、白血病など長期入院になる可能性もゼロではありません。
大きな手術はもちろん、長期間におよぶ入院となると、それなりの支出金額になります。
さらに自分が家計を支える立場だった場合、その治療期間は家計収入が減少し、最悪の場合は収入がゼロになります。
(企業の中には特別療養休暇などの有給扱いにしてくれるところもあります)
また保険を掛けずに貯蓄する場合、万が一を想定して貯蓄しなければならないので他の支出には使えません。
そして、貯蓄直後でお金が貯まっていない時にも「万が一」の事態が訪れる可能性もあります。
…このような「もしも」は論じ始めたらキリがありません。
しかし保険を考えるうえで避けて通れないのが「もしも」です。
そこで必要か不要かは次の考え方に移ります。
必要性を感じているのであれば、保険をかければいい
医療保険を掛ける=万が一のために備えるという感覚がある人は契約することをお勧めします。
そもそも保険という制度自体、万が一のときにお金で困ることがないように積み立てておくというのが基本的な目的です。
掛けた分のお金を取り戻すことが前提となる考え方を持っていると、不要に感じてしまいます。
繰り返しますが、保険の目的は掛金分を取り戻すことではなく、万が一のときに頼る制度です。
極論で露骨な言い方ですが、保険を掛ける必要性がないと感じれば契約しなければいいだけの話です。
万が一とは、予定外・想定外を指す言葉で突然起こります。
誰しもが突然のことに対応できるわけではないため、保険会社に保険を払っているのです。
自分が万が一の状態になることが見通せない人、周囲から(たとえば親)の勧めでも保険は不要と考える人は、何か起きた時は自己責任でなんとかするしかないということです。
健康保険や公的医療保険でカバーできるのか
健康保険や公的医療保険で事足りるかどうかは、どのようなケガや病気なのかによります。
盲腸やポリープ切除など、比較的軽度な手術であれば医療保険に加入しておかなくても対応できる場合もあります。
(実際ポリープ切除を経験したことがありますが、病院に支払ったのは30,000円程度でした)
しかし事故に巻き込まれて解放骨折してしまった(知人談)とか、がん切除手術をした(親族談)とかになると、それなりの金額になってきます。
公的制度を利用してもある程度の軽減にしかならない場合もありますので、医療保険加入で悩んでいる際には参考にしていただければと思います。
自動車保険を参考に考えてみると
ひとつの考え方として、自動車保険が似ていると思います。
自動車保険も自賠責と任意保険が存在します。
自賠責保険…車両を所持している人が加入必須の保険です。
任意保険…自賠責保険で賄いきれない損害を保障する保険です。
基本的には自賠責保険で対人補償はできますが、車両保険は付いていません。
新車を所有する場合、たいていの場合は万が一に備えローンの支払いに充てるため任意保険の車両保険に加入します。
しかし中古車を購入した場合やローンの支払いが済んでいる場合、車両保険を付けない選択肢もあります。
医療保険も似たようなもので、自分の家族に貯えがある場合や親族からの助けが期待できる場合などは必要性が薄くなります。
逆に自分自身が生計の柱となっている場合などは、必要性が高くなるでしょう。
自分(家族)に必要な保険を契約することが大切
記事を通して医療保険の必要性を述べましたが…
むやみやたらに保険をかけておけばいいというものではありません。
・働き盛りの自分が入院したら勤め先からの収入が減るのを防ぎたい
・自分はがん家系だから、がんに手厚い保障を…
・月々の家計に余裕がないから安く掛けて、最低でも入院費用を賄えるように…
保険を考え始めると、どれもこれも必要なのでは…?と思えてきます。
しかし医療保険は家族の人数、年齢などに応じて必要な部分が変化していきます。
月々の支出がどれくらいか、どのような場合に保障されるのか、などポイントを絞ることが大切です。
結婚を機に考え直したことはこちら▼
ぴよすけです。 先日、ついに我が家もウォーターサーバーを設置しました。ウォーターサーバーは多くのメーカーが取り扱っていて、どれを選べばよいか・何が違うのか、など悩みどころとなります。 […]
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