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平成

  • 2020年5月5日
  • 2020年5月8日

「わたしが一番きれいだったとき」敗戦部分の一節をマンガで発見

茨木のり子さんの詩「わたしが一番きれいだったとき」。   何人もの方が学校の授業で扱った詩でしょう。   わたしが一番きれいだったとき わたしが一番きれいだったとき 街々はがらがら崩れていって とんでもないところから 青空なんかが見えたりした わたしが一番きれいだったとき まわりの人達がたくさん死んだ 工場で 海で 名もない島で わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった わたしが一番きれいだったとき だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった 男たちは挙手の礼しか知らなく […]

  • 2020年5月2日
  • 2020年5月5日

『僕が愛したすべての君へ』パラレルワールドを題材にした見事な世界観

ぴよすけです。   このブログで紹介したいと思っていた作品の一つ、『僕が愛したすべての君へ』という小説についての記事です。 かれこれ読み終わって3年以上経ちますが…いまだに頭から離れない作品です。   この記事では『僕が愛したすべての君へ』という小説が、どのようなお話なのか…ネタバレなしで紹介します。

  • 2020年4月29日
  • 2020年5月24日

『この世界の片隅に』の3つの魅力!懸命に日々を生きる少女の日常を描いた作品

戦争をテーマにした作品は数多くありますが… その中でも特にぴよすけが秀逸な作品だと思ったのが『この世界の片隅に』です。   いわゆる戦争モノの作品です。   戦争を題材にした作品だと、戦争の悲惨さやリアルな惨状がクローズアップされがちですが、『この世界の片隅に』はこれまで読んできた作品とは一線を画すようなものでした。   この記事では『この世界の片隅に』の3つの魅力をお伝えします。

  • 2020年4月28日
  • 2020年5月14日

「自分の感受性くらい」責任転嫁したくなるときに読みたい詩

高校時代に学んだ詩は、大人になってまた出会います。 「そういえば高校生の時にやったような…」 この感覚がとても大事。   現役で働く世代にとって、多くの人が学んだであろう、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩。   茨木のり子って、そういえば学生時代に触れたことがあるような… 「自分の感受性くらい」っていうタイトルはなんとなく覚えてるような…   今の20代以下では、この詩に触れてもいないのかもしれません。 もしかしたら、今の中学生や高校生は学校で取り扱っ […]

  • 2020年4月25日
  • 2020年5月24日

「調律師のるみ子さん」電車事故は福知山線脱線事故がモデル?

いしいしんじさん作の「調律師のるみ子さん」。 『雪屋のロッスさん』という単行本に収録されている作品です。   「調律師のるみ子さん」の中には、電車の事故があったという描写があります。 ホントにわずか、過去に電車の事故がありましたよ~程度ですが。   ぴよすけが本作品を初めて読んだとき、電車の転覆事故=福知山線脱線事故を思い浮かべました。   この記事では電車転覆事故が福知山線脱線事故をモチーフにしているのか調べてみました。

  • 2020年4月23日
  • 2020年5月5日

「最果タヒ」とは?顔出ししない謎の詩人が人々を惹きつけてやまない3つの魅力

ぴよすけが最果タヒを知ったのは2019年末あたりでしょうか。 最果タヒさんはこれまでもメディアを通して「詩とは何ぞや」ということを伝えていましたが、私の耳には届いていませんでした。   しかし最果タヒさんを知っていくうちに、たちまち彼女の魅力に引き込まれました。 この記事では最果タヒさんの魅力を紹介しています。

  • 2020年4月18日
  • 2020年5月24日

『夕凪の街 桜の国』文化庁メディア芸術祭大賞作品!作品の魅力と感想

ぴよすけです。 この記事ではこうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』についてのあらすじと感想、気になった点を記しています。     この作品は文化庁メディア芸術祭大賞作品でもあり、映画化やドラマ化もされた作品なので、ご存知の方も多いと思います。

  • 2020年4月15日
  • 2020年5月26日

【小説】「調律師のるみ子さん」の感想・考察/『雪屋のロッスさん』収録作品

ぴよすけです。 今回はいしいしんじさん作『雪屋のロッスさん』という短編集の中の「調律師のるみ子さん」について記事にしたいと思います。   このお話は短く情報量が少ない分、想像したり考えたりすることが求められる作品になっています。

  • 2020年4月12日
  • 2020年5月24日

「クロノトリガー」25年経った今でも名作といわれる5つの魅力

先日、久しぶりにクロノトリガーをやりました。 クロノトリガーはぴよすけが小学生のときにハマったゲームのひとつです。   大人になった今、改めてやり直してもとてもよくできたゲームだと感心します。 この記事では名作「クロノトリガー」の5つの魅力をお伝えしています。 かつて世界を救ったあなたも、これから冒険に出てみようと思っている小中学生も、ぜひご一読くださいませ。

  • 2020年4月10日
  • 2020年5月23日

【小説】「ブラジルおじいの酒」芥川賞作家による沖縄戦をテーマにした作品

ぴよすけです。 今回の記事は沖縄戦の記憶を題材にした、目取真俊さんの小説「ブラジルおじいの酒」についての簡単なあらすじと感想です。   目取真俊さんは芥川賞を受賞されたということもあり、読み終えたあともいろいろと考えさせられる作品になっています。