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高校生向け

  • 2021年5月28日
  • 2021年6月3日

梶井基次郎『檸檬』あらすじと考察:どんな作品?なぜ「レモン」なの?

ぴよすけです。   今回は梶井基次郎の代表作である『檸檬』についてのあらすじ・考察をまとめています。 いまだに高校生の定番教材として用いられている『檸檬』ですが、結末部分にかけて話がわかりづらい人も多いと思います。 この記事ではあらすじの他、なぜタイトルに檸檬が用いられていたのか、結局この作品はどこが素晴らしいのか等もぴよすけ目線で解説しています。   昔読んだことのある人も、今勉強中の方も、ぜひご覧ください。

  • 2021年4月20日
  • 2021年4月20日

『コンビニ人間』芥川賞受賞の話題作のテーマは「生きづらさ」

ぴよすけです。   コンビニエンスストアは現代社会で欠かせない小売業の一つとなりました。 今回はコンビニ店員を題材とした小説、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』の紹介です。 題材自体は軽めのテイストなのに現在の日本社会での問題点を突いていて、人との関わり方・生き方を考えさせられる作品です。

  • 2021年2月26日
  • 2021年6月3日

『オルタネート』加藤シゲアキ:高校生が自分を見つけ成長する物語

ぴよすけです。   甘酸っぱい経験、ガムシャラになっていた瞬間… 後で振り返ると少し恥ずかしい過ぎ去りし日々を糧に、人は日々前へ進んでいくものです。 そして過ぎ去った日々を青春と呼ぶんでしょうね。 青春をテーマにした小説は人の成長や在り方を考えさせてくれます。   今回紹介する『オルタネート』は高校生限定のSNSをテーマにした青春小説です。 高校生真っ只中の人だけでなく、かつて高校生だった人にとっても、共感できる一冊となっています。

  • 2021年1月30日
  • 2021年2月8日

紫式部も清少納言も本名じゃない!平安女性を本名で呼ばない理由

ぴよすけです。   平安時代は女性たちの手によって生み出された作品が現在でも多く残っています。 紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』、それ以外にも藤原道綱母の『蜻蛉日記』などもありますね。   ところで平安時代の女性の名前ですが、「紫式部」「清少納言」は本名ではないのをご存知でしょうか? この記事では平安時代の女性たちの名前についてスポットを当ててまとめました。

  • 2021年1月29日
  • 2021年2月2日

古文単語はどうやって覚えればいい?おすすめする2つの方法

ぴよすけです。   古文を苦手としている高校生は多いことでしょう。 古文を読むうえで必須になるのが古文単語です。 英語と同じように言葉の意味が分からなければ文章の意味を理解することはできません。   今回は古文単語をどう勉強すればよいかというテーマで記事にしてみました。   注意していただきたいのは、古文をどう読むか、という視点ではありません。 読解方法と勉強方法は異なりますので、承知の上で読み進めてください。   ▼2021年大学入学共通テストを解いた所 […]

  • 2021年1月28日
  • 2021年2月2日

『こころ』の先生は超エリート!明治時代の大学生や進学率とは

ぴよすけです。   ぴよすけが高校生の時に初めて読んだ、夏目漱石の『こころ』。 教科書では「下 先生と遺書」の一部に触れましたが、この作品を読んだときいろいろなものを現代版に置き換えて想像しながら読みました。   恋愛について、家について、学生について…   しかし、今とは大きく違った制度やしきたりがあり、想像したつもりでもなかなかピンとこなくて読みづらかった思い出があります。   そこでこの記事では、明治時代の大学生について深掘りしています。 明治時代の […]

  • 2021年1月27日

「児のそら寝」なぜ僧は大笑いした?現代語訳・意訳も紹介

ぴよすけです。   古文入門としてよく扱われる作品に「児のそら寝」があります。 ぴよすけも高校1年生の時にこの作品を授業でやりましたが、当時は面白さが理解できずにいました。 あれから十年以上が経ち、「あの話は結局何が言いたかったんだろうか」という疑問が湧いたので、改めて記事にまとめてみました。   「児のそら寝」の現代語訳と意訳 児とはどんな存在か なぜ児が最後に笑われたのか(笑いのポイント) そもそも僧は児のそら寝に気付いていたか   この4点を主に解説しています […]

  • 2021年1月24日
  • 2021年1月24日

2021大学共通テスト国語を解いてみて…今後の学習方針は?

ぴよすけです。 2021年からセンター試験に代わり大学入学共通テストとなりました。   大手予備校などでは昨年度までとの難易や問題数の比較などが発表されていますね。 このブログも一応「文学概論」と謳っているため、国語を解いた所感を記しておこうと思います。 ちょっとした勉強の方針なども記しましたので、高校1・2年生の(このブログを見ているかわからないけれども)参考になれば幸いです。

  • 2021年1月23日
  • 2021年1月25日

安部公房『鞄』を読み解く!自由と不自由について徹底考察

ぴよすけです。 今回は安部公房の短編小説『鞄(かばん)』についての考察をしていきます。   この作品は高校生の時に国語で習った人もいるでしょう。 ぴよすけは大人になってから、この話と出会いました。 かなり短いお話ですが、実は相当奥が深い作品です。 なるべくわかりやすくまとめてみましたが、それでもお見苦しい部分もあるかと思います。   「鞄」の役割など根拠を示しつつ考察しましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

  • 2020年5月26日
  • 2021年1月24日

井上ひさし『ナイン』正太郎の行いと物語結末部分の考察

ぴよすけです。 井上ひさし作『ナイン』についての考察です。   『ナイン』は高校生の時に触れましたが、当時はなかなか想像するのが難しいお話だったと記憶しています。   正太郎が詐欺ってるのに訴えないの!?とか そんな簡単に仲間を信じられるもんなの!?とか… ともすると、自分が人間不信なだけなのか?と考えもしました。笑   大人となった今、「小説は小説」という読み方ができるようになってきましたが、それでも今から50年近く前の時代を描いているため、情景を想像しにくいお話 […]